ロックとオフラインアクセス
ファイルのロック
Triofoxのクラウド管理者は、「自動分散ロック」という設定を有効にするオプションを持っています。これにより、同時に複数の人がファイルを更新することが防がれ、望ましくない結果をもたらすことが防げます。
自動ロックと手動ロックはいつ使用するべきですか?
ファイルが自動的にロックされる場合、同じファイルは自動的にアンロックされる必要があります。この場合、ファイルをロックするエージェントは、中央のTriofoxサーバーと健全なハートビートを維持する必要があります。ハートビートを維持できない場合、ファイルは自動的にアンロックされます。エージェントマシンの状況に関わらずファイルをロックしたままにしたい場合は、手動ロックが推奨されます。手動でロックされたファイルは、その後手動でアンロックする必要があります。
ファイルは手動でロックすることができます。Triofoxクラウドドライブ内の任意のファイル (1) を右クリックし、「このファイルをチェックアウト(ロック)する」 (2) を選択して、ロック状態とアンロック状態を切り替えます。次に、ポップアップウィンドウでOKをクリックします。
コンテキストメニューからファイルをロックするオプションが表示されます。ファイルは、「アンロック」するまでロックされたままになります。ファイルの使用が終わったら、ファイルを右クリックしてコンテキストメニューから「チェックイン」を選択してアンロックできます。
オフラインアクセス
クラウドドライブのファイルはデフォルトでは完全に同期されていません。使用するファイルのみが同期されます。しかし、ファイルを強制的に同期させることができます。「オフライン」にしたいフォルダを右クリックして、「オフラインアクセスを有効にする」 (1) を選択します。その後、ドライブアイコンをクリックしてから「すべてのオフラインフォルダを強制同期する」 (3) を選択して、オフラインアクセス用に有効にしたすべてのフォルダを同期できます。
作業中のファイルの同期を一時的に停止することもできます。これもクラウドドライブアイコンを介して可能です。「同期を一時停止する」 (2) をメニューから選択して、ファイルの同期を一時的に停止します。これにより、すべてが完了するまでローカルで文書(ドラフト)の作業を続けることができます。その後、「一時停止」のチェックを外してTriofoxクラウドドライブに接続し、すべての変更をアップロードできます。